巷ではいつも小児科が混んでいます。お母さんは子供の具合がよくないと直ぐに病院に連れていきます。
もし、鍼灸を知らずに、東洋医学にも興味がなければ普通に病院へ行きます。それでも、鍼灸を知っていても、東洋医学に興味があっても病院へ行きます。お母さんは我が子となれば、寝ている事で治るちょっとした病気でもやっぱり病院へ行ってしまいます。三人育てた母さん患者さんに聞きました。小児科のドクターが3日間熱が下がらない場合だけ来て下さい。病院へ行きたくても、先生の言ったように我慢していると、不思議に熱は下がり元気になるそうです。もし、解熱剤を使うなら、引きつけを起こしたり治りが悪くなったりします。治そうとする子供の力を無視しているのは、こんなにも子供を愛しているお母さん自身ではないでしょうか。子供本人が持つ素晴らしい治癒力を信じないで、西洋医学にたよりすぎていて、子供の生まれながらにして持っている能力を失わせている事が多々あります。もちろん緊急事態もあると思います。お母さんは落ち着いて、わが愛する子供の様子をよく観察して、判断するのが大切な事です。お母さんも一緒に寄り添い子供の身体の声を聞いて下さい。たいした事でもないのに病院へ行き、インフルエンザでもなかったのにうつり、ついでに付き添っていた両親まで、病気をもらいました。では、これを単に悪化と言うしかありません。
子供は小学生になるまでは、ある程度の病気を経て、戦う体を作る 大人になった時の体づくりをしているのです。ウチの子は弱いなどと思わないで、大人になるための一過程だと大きな気持ちで受け止めて下さい。たまたま元気に生まれた子はそのまま育つので大げさに言えば一生元気です。自然に育てる事が肝要です。
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